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主日夕方礼拝 メッセージ > 主日夕方礼拝
主日夕方礼拝
Title
   神の力ある働き (2) - 万民の歴史 (3)  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   ヘブル2:4
Date
   2015-10-11


[本文]

[ヘブル2:4]
「そのうえ神も、しるしと不思議とさまざまの力あるわざにより、また、みこころに従って聖霊が分け与えてくださる賜物によってあかしされました。」


[序論]

愛する聖徒の皆さん、来賓の皆様、万民中央教会が創立33周年を迎えるまでともにおられた父なる神様に、すべての感謝と栄光をお帰しします。この日を祝うために来られた来賓の皆様に感謝申し上げ、歓迎いたします。全国と全世界でGCN放送とインターネットで礼拝に参加している聖徒の皆さんと視聴者の皆さんにも感謝します。今までこの教会とともにおられた父なる神様が皆さんとも、ともにおられますように、主の御名によって祈ります。礼拝の後、祝賀公演があります。すべての出演陣とスタッフの方々にも感謝します。
愛する聖徒の皆さん、来賓の皆様、私たちの神様には「夢」がありました。その夢は人間耕作の締めくくりについてのものでした。預言者ハバククはこの神様の夢が実現される場面を幻で見て、次のように記しました。[ハバクク2:14]「まことに、水が海をおおうように、地は、主の栄光を知ることで満たされる。」
神様は世の終わりが近づいているこの世代にひとりの「しもべ」を選ばれ、教会を建てるようにされました。その教会に「全世界を回って、万民に福音を宣べ伝えなさい」という使命を下さって、教会の名前をご自分でつけてくださいました。それが今日の「万民中央教会」です。ここで「万民」とは「すべての人民。全国民」という意味です。
きょうは神様が過ぎし33年間、万民中央教会を用いて世界宣教のビジョンをどのように成し遂げてこられたかについてお伝えします。


[本論]

愛する聖徒の皆さん、来賓の皆様、[第二テモテ2:4]「神はすべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。」とあります。私たちの神様は今か今かとこの心でおられます。すべての人が救われて、さらに進んで、真理をもっと明らかに知って、よりすばらしい天国を攻めて行くのを望んでおられます。
私たちの主も、神様のお心をよく知っておられたので、復活、昇天されるとき、次のように託されました。[使徒1:8]「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
それで、私は聖霊の力によって主の証人となろうと、教会の開拓を準備する時から、神様が下さった「夢」をいだきました。単に一つの大きい教会を建てるだけではなく、全世界に向かって福音を伝え、数多くの魂を救いに導く夢です。
この夢は教会の開拓とともに、すぐ実現段階に入りました。1982年7月25日、子ども4人とおとな9人で開拓礼拝をささげましたが、77日経った10月10日の創立礼拝の時には、100人をはるかに超える聖徒にリバイバルしたのです。その後、本教会は爆発的な聖霊の働きのうちにリバイバルにリバイバルを重ねました。その結果、教会開拓10年になる1993年、アメリカの『クリスチャン・ワールド』誌に世界50大教会に選定されました。このように本教会は1980年代には、教会そのものが成長しました。1990年代には、韓国のキリスト教界での活動を活発にしました。この期間が本教会の第一の跳躍期でした。
第二の跳躍期は2000年からの10年間で、この期間には世界のあちこちを回りながら連合大聖会を導きました。神様が行きなさいと言われたところなら、どこであれ聞き従ってきました。反対に、人々がいくら「来てほしい」とお願いしても、神様が「行きなさい」と言われなければ行きませんでした。
スタートはアフリカのウガンダでした。この聖会のニュースは神様の摂理のうちにCNNを通して全世界に報道されました。ウガンダはエイズが猛威を振るっていた国ですが、聖会を通して数多くの人がいやされました。同年、日本の名古屋大聖会の時には、耳の聞こえない人が一度にたくさんいやされたことがありました。続いてイスラム教国、パキスタンで開かれた大聖会は、イスラム勢力の妨害に勝ち抜いた、逆転の記録を残しました。大いに妨げられるほど、栄光も大いに現れることが実感できたのです。
2001年にはケニヤとフィリピンで、2002年には中米のホンジュラスに続いて、ンズー教の国インドで聖会を開いて、最高・最大・最多の記録を立てました。
2003年には、中東のドバイで、政府のものものしい監視の中でもイエスがキリストであることを宣べ伝えたし、聖霊の力によってみことばを確かなものとしました。続いてロシアのサンクト・ペテルブルクで、都市建立300周年の公式行事として連合大聖会を行いました。
2004年には、ヨーロッパの中心ドイツで、続いて南米のペルーで大聖会を導きました。
2005年には、将来刈り取る数多くの実を期待しながら、中国大陸に信仰の種を蒔きました。
2006年には、アフリカのコンゴで、コンゴの大統領と政府に積極的に助けられて、大聖会を執り行うことができました。同年、アメリカのニューヨークでも聖会を開催しました。清教徒の信仰の上に建てられたアメリカがその信仰を取り戻す機会として、神様が愛を施してくださったのです。
2007年から2009年までの3年間は、イスラエル宣教に集中しました。イスラエルのあちこちを巡りながら、私たちのイエス様が救い主であることを聖霊の力によって伝えました。
このように、私たちは第二の跳躍期の10年間、休む間もなく世界を巡りながら福音を伝えて、世界宣教が一段落するように見えました。しかし、神様は2010年にエストニアで連合聖会を開催するように言われました。この聖会の意味は第三の跳躍期の宣教のための準備でした。まさに、私たちが相手にする勢力である反キリストにしばし対面するようにされたのです。反キリストの勢力はすでに政治、経済、社会、文化の隅々まで、それどころかキリスト教界にまで浸透していました。まさにこのような勢力を相手に、私たちが最後の霊的戦争をしなければなりません。これが、私たちが第三の跳躍期になすべき働きです。
それで、神様は2010年から私たちをもう一度備えさせてくださいました。人的資源である御霊の戦士と、物的資源である複合的な財政、そして霊的資源である再創造の力を蓄えるように導いてくださったのです。
まずは人的資源である御霊の戦士は、どのように備えてくださったのでしょうか? 2010年から聖徒が過ぎし日の罪を徹底的に悔い改めて、新しくスタートするようになさいました。私も牧者として、聖徒の罪が赦されるように父なる神様の御前にひれ伏しました。聖徒が告白した罪の中には、神様の公義によっては赦されないものがあまりにも多かったのです。それで私は預言者モーセのようにいのちと引き換えに神様に切にすがりました。その結果、神様は罪が赦される恵みを下さって、その時から聖徒は急速な信仰の成長を遂げてきたのです。
霊の流れは今年までに5年間続き、数多くの聖徒の信仰が岩の上へ、御霊の歩みへ、全く聖なるものへと大いに成長できたのです。神様は今年の12月25日までに、さらに多くの実が結ばれることを約束してくださいました。このように出て来た御霊の人、全く聖なるものとされた人々が第三の跳躍期になって本格的な活動を始める時に、私を助ける主役になるでしょう。
人的資源とともに、どうしても必要な部分は物的資源である財政です。世では財政がまさに力です。私たちが反キリストの勢力と対決して世界宣教を行うためには、多くの財政が必要です。神様はすでに大きい財政を答えとして下さって、複合的な祝福の時に現れるようにしてくださるでしょう。
最後に、第三の跳躍期に最も必要なもの、まさに霊的資源である「再創造の力」も100%の完成に向かっています。第二の跳躍期に、海外連合大聖会を行いながら数えきれない神の力を現しましたが、それは一部にすぎません。再創造の力が100%完成すると、再び全世界のあちこちに出て行って、神様の栄光を現すでしょう。ヨーロッパやアフリカ、イスラエル、そして中国と中東地域にまで、第二の跳躍期の時とは比べものにならない大きい実を刈り取るようになります。
韓国のキリスト教界においても同じです。再創造の力によって確かなものとされた聖潔の福音を持ってクリスチャン世界をおおっていくと、大々的な悔い改めのみわざとリバイバルのみわざが起きるでしょう。
このような第三の跳躍期の実を結ぶために、私はそれに相当する公義の代価を過ぎし5年間払わなければなりませんでした。神様は、終わりの時、数多くの魂を救う公義を作られるため、私の犠牲を要求されたのです。
使徒パウロも[コロサイ1:24]に「ですから、私は、あなたがたのために受ける苦しみを喜びとしています。そして、キリストのからだのために、私の身をもって、キリストの苦しみの欠けたところを満たしているのです。キリストのからだとは、教会のことです。」と告白しました。
このように、私も神様の摂理を実現するために、人としては通り抜けにくい霊の訓練と、人としては耐え難い苦しみを受けました。死にかけている全世界の数えきれない魂を救って、父なる神様のふところにいだかせるその夢のために、喜びと感謝をもって耐えてきました。その結果、私のからだは頭からつま先まで、魂への愛の証拠と痕跡でいっぱいです。


[結論]

愛する聖徒の皆さん、来賓の皆様、もう、ほぼ時になりました。文書宣教も、開拓の時から絶えず行ってきた結果、韓国語では100冊の本が発刊されました。この本は75言語に翻訳されて、全世界に広められています。その中でも、私の代表説教集『十字架のことば』は57言語に翻訳されたし、証し手記『私の人生、私の信仰』は35言語に翻訳されました。この二冊の本はオンライン百科事典「ウィキペディア」に「最も多く翻訳された著作物の一覧」に載っています。
2005年10月10日に開局したGCN放送はわずか10年で170か国余りをカバーする世界的なキリスト教放送に成長しました。衛星、ケーブル・地上波・インターネットなど多様なメディアを持った4,200あまりの放送局を通して、24時間休みなく福音を伝えています。このような放送および文書宣教という基盤の上に、これから第三の跳躍期を本格的に開いていく準備が終わりに近づいています。預言者ハバククが見た神様の夢、水が海をおおうように、地は、主の栄光を知ることで満たされる日が、私たちの前に迫っています。
本文[ヘブル2:4]のように、父なる神様はこれからさらにしるしと不思議とさまざまの力あるわざにより、また、みこころに従って聖霊が分け与えてくださる賜物によってあかししてくださるでしょう。
皆さんすべてがこの栄えある働きの主役になってくださいますように。ある方は神の力を行う使徒として、ある方は祈りの勇者として、またある方は仕える者として光を放ってくださいますように。それで、第三の跳躍期に数えきれない実を結び、神様のお心に大きい喜びとなれますよう、主の御名によって祝福して祈ります。来賓の皆様も、私たちを応援して期待し、祈ってくださるようにお願いいたします。

 
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