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主日夕方礼拝 メッセージ > 主日夕方礼拝
主日夕方礼拝
Title
   栄光 (3) - 創立34周年記念主日夕方礼拝  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   ハガイ2
Date
   2016-10-09


[本文]

[ハガイ2:9]
「この宮のこれから後の栄光は、先のものよりまさろう。万軍の【主】は仰せられる。わたしはまた、この所に平和を与える。──万軍の【主】の御告げ──」



[序論]

愛する聖徒の皆さん、来賓の皆様、万民中央教会が創立34周年を迎えるまでともにおられた父なる神様に、すべての感謝と栄光をお帰しいたします。この日を祝うために来られた来賓の皆様にも感謝を申し上げ、歓迎いたします。全国と全世界でGCN放送とインターネットで参加しておられる聖徒の皆さんと視聴者の方々にも感謝します。
これまでこの教会とともにおられた父なる神様が皆さんすべてとともにおられますように。礼拝の後には祝賀公演が用意されていますが、一緒に恵みを受ける幸せな時間になりますように。すべての出演陣とスタッフの方々に感謝申し上げます。

愛する聖徒の皆さん、来賓の皆様、世のすべてのことには、それぞれのクライマックスがあります。人生の最盛期、花の満開など、その姿が最高の境地に至る時があります。本教会ももうその時期を迎えています。それは第一跳躍期、第二跳躍期を経て、2010年から始まった今の第三跳躍期のことです。そして、特に創立34周年を迎える今年は第三跳躍期が本格的に始まる年です。
もちろん本教会はこの最盛期をさらに熱く続けていく中で主を迎えるようになります。第一、第二跳躍期を経ながら積んできた努力が第三跳躍期で大いに繰り広げられながら、豊かな実を刈り取り、人間耕作の最後を飾るのです。大礼拝に続いて説明いたします。
2002年には、ヒンズー教の国インドで最高・最大・最多記録の聖会を開催しました。その感動的な場面を、当時宣教チームと一緒だった多くの主のしもべと聖徒さんも覚えているでしょう。マリーナビーチで行われた聖会には、端が見えないくらい人が集まって来たし、その大きい舞台が証ししに出て来た人で足の踏み場がないほどでした。
敵である悪魔・サタンは強制改宗禁止法という強硬手段まで使って私の聖会を止めようとしましたが、神の力の前には何の役にも立ちませんでした。イエス様の弟子トマスの殉教の血の代価に報いる霊的な意味もあったインド連合大聖会は、その後キリスト教が盛んになるのに決定的な役割をしました。
2003年には、ロシアのサンクト・ペテルブルクで、都市建設300周年公式行事として連合大聖会を開きました。この聖会は今後イスラエルに福音が回帰するにおいて重要な役割をする聖会だと言われましたが、おことばどおり、この聖会を通して今後イスラエル宣教をするのに多くの分野に助けと背景になりました。長い歳月、社会主義国家体制で生きていたロシアの国民であっても、霊的なみことばと神の力の前に心が溶かされて、数多くのいやしの証しがあふれました。これによってロシアの知識人にまでも深く神の力が知らされて、心に植えつけられるきっかけになれたのです。
2004年には、ヨーロッパの中心、ドイツで連合聖会を開催しました。欧州連合に最後の機会を与えて、イスラエルと深い関連があるドイツにも神様との間にある壁を壊すようになさる、霊的な意味のある聖会でした。キリスト教がこれ以上力を発揮できなくなって、残った小さい火種まで消えていきつつあるヨーロッパ、また物質的に豊かな先進国のドイツでしたが、驚くべき力あるわざの前では、彼らも神様を認めるしかありませんでした。聖会がテレビ放送で周りの国にまで中継されて、聖会の現場ではもちろん、放送を見ていていやされた証しが続々と寄せられました。このようにドイツ聖会は欧州連合に下さる神様のもう一度の機会だったのです。
続いて2004年には、ペルー連合大聖会もありました。ペルー聖会はいろいろな面で特別でした。ペルーの現大統領との面談をはじめ、地元の放送局とマスコミの類例のない聖会広報がありました。働き人が最高の人気番組に出演して、聖会を広報したりもしました。
また、多くの人が聖会を助けましたが、南米の有名なリバイバリスト(Yiye Ávila)をはじめ、情報局と国防部の大佐が直接警護をしてくれることまでありました。地元の有名放送局会長との面談など、放送とマスコミも聖会のために積極的に協力して、与党の総裁、国会議員、市長などが聖会に参加して、いろいろと私を助けてくれたのです。
ところで、当時、特別な体験が一つありました。聖会の初日、数多くの人が証しをしていましたが、突然ある放送局の取材チームが近づいて来て、私にインタビューを要請するのでした。アメリカのマイアミにある「ユニビジョン社」から来たと自分たちを紹介しました。私と前もってインタビューの約束もしなかったのに、突発的に起こったことでした。記者は講壇で繰り広げられていることを見て、いきなり「秘密は何ですか?」と言うのでした。私が「何の秘密のことか」と問い直すと「このように数多くの人がいやされる秘訣は何なのか?」と再び質問したのです。それで、私は「確かに後の世には地獄と天国がありますが、数多くの人がこれを知らないで地獄に向かっています。神様は私に力を授けてくださって、こんなに多くの人がいやされるようになさり、世の多くの人が主を信じて天国に行けるように導いておられるのです」と答えたのです。
すると彼らは「ラジオで聞きましたが、先生の祈りでエイズもいやされたというのですが、本当ですか?」と言うのでした。それで私はこのように答えました。「もちろん本当です。神様は全能なので、エイズはもちろん、どんな病気も直すことがおできになります。」 ところで、その時、神様はあまりにも正確に私の言葉を確かなものとしてくださいました。インタビューが終わるやいなや、ある女性がエイズがいやされたと証しするのです。ちょっと前まではエイズによる痛みがあったのに、祈りを受けた後、その痛みがなくなって、前は歩けなかった脚にも力が与えられて歩けるようになった、ということでした。
後でわかりましたが、神様は証しのタイミングまでも働かれました。この方が講壇で証ししようと出て来ても、人があまりにも多くて講壇に上がって来れずにいましたが、この方の証ししたいと慕っている姿が本教会の主のしもべと働き人の目についたのです。それで、やっと上がって来て証しした時間がまさにその記者が私に質問をした、ちょうどその時だったのです。
2006年には、アフリカのコンゴで、大統領と政府に積極的に助けてもらって大型聖会を開くことができました。大統領と会って交わり、大統領が直接指示して、一番交通量の多い道路まで統制したまま、聖会を開くようになりました。
ところで、この聖会には、神様がむしろ雨によって聖会に参加する人数を調節してくださるみわざがありました。働き人や地元の組織委員でさえ予想できなかったほど、あまりにも多くの人が押し寄せて来たので、神様が雨を降らせることによって参加人数を調節してくださったのです。それにもかかわらず慕って来るコンゴの国民で、会場だった広い道路はぎっしり埋まったし、数多くのいやしのみわざがあふれました。
当時、組織委員会の事務総長だった方は次のような告白をしました。「聖会で本当に聖書にだけありえることを見ました。主の時代の出来事がここキンシャサで起きたということがとても大きい祝福でした。ちょうど私の隣に座っていた子のお母さんが突然、光が見えると大声を張り上げて証しする姿を見て、とても驚きました。イ・ジェロク牧師は本当に偉大な神の人です。私はこのような先生と三度も握手できましたが、これもまた、あまりにも大きい祝福でした。」
同年、アメリカのニューヨークでも聖会を開催しました。アメリカがその信仰を取り戻す最後の機会として、神様が愛を施されたのです。世界的な名所であるマジソン・スクエア・ガーデンで開かれたこの聖会は有名な衛星放送と地元の放送、そして放送ネットワーク等を通して、全世界200を超える国に中継される記録を立てることになります。
また、ニューヨーク市の上院、下院、市議会からも、それぞれ私の働きと功労を認める意味で、特別に授与する感謝の盾と証書をいただきました。それだけでなく、本教会の芸能委員会を通してキリスト教文化を全世界に広く知らせて、数多くの人から絶賛を受けました。この他にも、この聖会の余波は私と万民教会の名を高めて、いろいろな方面で放送宣教と世界宣教を実現していくことに大きい影響を与えました。
2007年から2009年までの3年間は、本教会に下さった終わりの時の働きであるイスラエル宣教に集中しました。イスラエルの東西南北を巡って、私たちのイエス様が救い主であることを伝え、炎のような聖霊のみわざとともに神の力を伝えました。連合聖会で締めくくったイスラエルの3年の働きはその後ものすごい波紋を呼んで、今はもちろん、主が来られるその日まで、ユダヤ人に向けられた父なる神様の摂理を実現することにおいて決定的な役割をするようになります。
第二跳躍期の十年間、休まず走ってきた結果、もう万民教会と私について全世界の隅々にまで、神様を愛して真理を慕っている神の子どもたちなら知らない人がいないほど、大きく、深く、広く知られるようになりました。これらすべてが結局はもっと大いに実を刈り取る第三跳躍期に備えるようになさったことでした。
それとともに、神様は2010年、エストニア聖会を開催させて、私たちが第三跳躍期の始まりと同時に、これから終わりの時、本当に立ち向かって戦うべき相手が誰かを感じるようにされました。それはまさに反キリストの勢力です。
私たちは、第三跳躍期を迎えて、終わりの時、反キリストの勢力によってじりじりと食い尽くされていきつつある全世界の数多くの魂を救って、神の栄光を現わす働きをしなければなりません。このために神様は去る2010年から今年の前半期まで、本格的な第三跳躍期のための万全の準備をするように導いて来られたのです。

愛する聖徒の皆さん、来賓の皆様、私たちは今までただ神の国と栄光のために走って来ました。主が私たちを迎えに来られるその日まで、私たちはただ神の栄光のために進んで行くでしょう。この道がどれほど幸いなのかは、皆さんが将来天国に行けばわかるようになります。私たちが父なる神様にささげた栄光を、神様は一つももれなく覚えておられ、私たちにそれ以上の栄光として必ず報いてくださいます。今まで書いてきた万民の歴史が「ただ神に栄光」だったなら、これから書いていく歴史は「神にささげる栄光の大爆発」になるでしょう。この働きを私と一緒に万民の名によって大いに実現していく皆さんになりますよう、主の御名によって祝福して祈ります。



[本論]

第三跳躍期の働きは一言で言えば、再創造の力を通した働きです。その始まりは、まさに公義を超える愛で人の子らの心まで変えさせる神の力です。 第三跳躍期になくてはならないのは、数多くの御霊の人と全く聖なるものとされた御霊の戦士です。御霊の人とは、心に悪が全く無い状態で、全く聖なるものとされた人とは、その心が真理でぎっしり満たされた状態の人のことです。
このように御霊の人と、全く聖なるものとされた御霊の戦士を育てるために、神様は全聖徒を対象に大々的に心を改造する作業をなさいました。まずは徹底的に罪を悔い改めて立ち返るように、罪が赦される機会を下さいました。神の公義では赦されることのできない罪、心の奥深く隠れていたすべての罪を一つ残らず言い表して、過ぎし日の肉的な生き方から徹底的に抜け出るようにしてくださいました。
聖徒がこのように過去から立ち返って御霊の歩みを慕って変えられるためには、私が聖徒の責任者として、牧者として、代わりに公義の代価を払わなければならない犠牲と苦しみが伴うしかありませんでした。私は喜んでその重荷を負ったし「これぐらいならいいだろう、1年ぐらいだけ我慢してみよう」と限界を決めませんでした。「ひとりでも多く変えられることができるなら、最後まで耐え抜こう」という心だけでした。
そしてついに、あれほど待ちに待った御霊の人と全く聖なるものとされた人という実が私の目の前に現れました。また、朽ちてしまう肉に心を寄せるのではなく、御霊に属することを慕って、父なる神様のお心に似せられたいと切に望む人がたくさん出て来始めました。
これに伴って霊の流れはだんだん激しくなっていきました。それで霊の平準化を達成したし、結局は全く聖なるものの流れにまで乗るようになったのです。御霊の人の信仰で安住するのではなく、必ず全く聖なるものとされた信仰にならなければ、という聖徒の慕う心と決断が熱くなったのです。
このような霊の流れに合わせて、神様がこの教会に繰り広げられる力の実も日増しに大きくなっていきました。父なる神様は霊の流れに拍車をかけるように、2011年からは神の初めの光を目で見られるように、オーロラの光を見せてくださいました。これを通して聖徒の信仰はさらに急速に変えられるようになります。父なる神様の愛を感じて、霊の世界を慕って、もっと熱く走っていくようになります。
そして2013年には、こんな聖徒の変化にもう一度火をつけるみわざが起こります。また、相変わらず霊の流れに乗り遅れている人、いまだに世に目が向いている人にまで、本当に決断できる機会を下さいました。それはまさに「霊の分離」のみわざです。霊の世界を決して信じられない人、あれほど多くのしるしと不思議を見せてきたのにこれを疑う人でさえ否認できない、確かな証拠を見せてくださったのです。聖徒の皆さんが見守る中で、8人の主のしもべと働き人の霊が同時に天国と地獄、上のよみと下のよみに行って来て証しする、霊の分離を見せてくださったのです。聖書にも、使徒パウロが第三の天のパラダイスに行って来た出来事が記されています。この霊の分離による余波はとても大きかったのです。初心の者と信仰が弱い人、世との絆を手放せなかった多くの人が一気に断ち切れる力をいただいたのです。
ところが、私はここで止まりませんでした。聖徒にまことの信仰を植えつけることができるなら、できる限りもっと深い霊の世界を見せてあげたかったのです。それで、その余波がどうなるのか知りながらも、私は2014年についに「牧者の城の本体、1階と2階」を聖徒の皆さんにオープンすることにしたのです。
牧者の城とは、父なる神様が私にビジョンとして見せて、与えてくださった新しいエルサレムでの住まいのことです。ここを3D映像でまで製作して、全聖徒に公開したのです。このように霊の世界が明らかに公開されると、敵である悪魔・サタンが試みを与えたり議論になったりすることもあることを知っていました。しかし、私はこれをきっかけにして聖徒の皆さんがもっと新しいエルサレムを望んで走って行けさえするなら、すべてを甘んじて受けようとする心でした。そうだったので、父なる神様は2015年からは「全く聖なるものの流れ」を下さったのです。
聖徒の皆さんもまた「1%の公義を満たそう」と呼びかけて、いっそう積極的に自分が満たすべき1%の公義を積んでいき始めました。御霊の人も欠如と不足を満たして、より深い霊の次元に向かって走って行ったのです。そうしながら父なる神様は私を用いて、以前とは次元の違う再創造の力あるみわざを繰り広げていかれました。聖徒が牧者を信頼して、この流れに乗るように働いてくださったのです。
それでは、これから、再創造の力の実をいくつか調べてみましょう。一例として、本教会では開拓の時から、すでに私の祈りを受けてみごもりの祝福をいただいた数多くの証しが続いています。それだけではなく、胎児の性別が祈りを受けた後に変わることや、ダウン症を始めとした胎児の問題が祈りを受けて完全にいやされるみわざも続いています。
ところで、再創造の力が発せられてからは、このようなみわざが時間と空間を超えても爆発的に起こり始めました。本教会の礼拝時間に講壇でする祈りだけでも、全世界のあちこちから証しが殺到しています。聖徒に現れるいやしのみわざも次元が変わってきました。以前は海外連合大聖会で見られた神の力の大爆発の場面が、本教会の夏のキャンプでも現れています。講壇で祈るだけで、全世界から集まって来た数多くの聖徒のいろいろな病気とわずらいがいやされて、あの広い講壇をぎっしり埋めて、父なる神様に栄光を帰しています。
このように父なる神様は本教会で毎年行っている夏のキャンプを通して、再創造の力100%で働かれる第三跳躍期、本格的な働きの予告編を見せてくださっています。約10キロメートルを超える分厚い雲の層を分けて、土砂降りの雨をやませ、晴れた空と星を見せてくださいました。キャンプの前日、猛威を振るっていた台風を一気に退けて、何一つ支障なくキャンプを行えるように働かれたのです。
さらに、今回の2016年夏のキャンプの現場は創造主の父なる神様の空間そのものでした。天国の霊的な空間をあらかじめ体験できる時間だったのです。私たちはすべての天気がキャンプの行事に合せて最適に調整されるのを見ました。気温、湿度、雨、風、日差しなどが調節されて、必要に応じて最適の天気が作られたのです。

 
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