聖霊の力で地の果てにまで主の証人になろうと努めてきた万民中央教会は、イスラム教徒が国民の90%以上である中東にまで活発な福音宣教を行っている。
アジアと中東に送出しているイサクテレビによる放送宣教をはじめ「2000年パキスタン連合大聖会」以降、持続的な宣教が行われ、中東で活動しているパキスタン系牧会者にイ・ジェロク牧師の行う神の力あるわざが広く伝えられ、中東宣教が加速化している。最近はキル・テシク牧師(テジョン万民教会担任)が中東で三回のハンカチ集会を導いて、生ける神に大いに栄光を帰した。
7月7日(金)午後、最初の集会がアラブ首長国連邦の首都アブダビの「いのちの水教会」(担任ヨナス・セガイェ・ゲブリュオルドゥ牧師)で600余人が参加して行われた(写真1,4)。ゲブリュオルドゥ牧師は2015年、本教会の創立33周年記念礼拝に参加し、堂会長イ・ジェロク牧師と会って大いに恵みを受け、2016年、キル・テシク牧師を講師にハンカチ集会を開催し、この時、多くのいやしのみわざが現れた。
講師キル・テシク牧師は「世界の始まる前から隠されていた奥義」(第一コリント2:6～9)という説教をし、しばらく悔い改めの時間を持った後、堂会長イ・ジェロク牧師に祈りを受けて神の力が込められたハンカチ(使徒19:11～12)でいやしの祈りをした。7年間メガネなしでは見えなかったがよく見えるようになり、慢性胃炎がいやされ、片耳が聞こえなかったが聞こえるようになるなど、多くの聖徒がいやされて証しをした(写真7)。
二回目の集会は同日夕方、アラブ首長国連邦の最大都市ドバイの「王のリバイバル教会」(担任マンジュル・バルカット牧師)で300余人が参加して行われた(写真3)。キル牧師は「答えられる秘訣」(ヨハネ5:8～9)を取り次いだ後、ハンカチで祈って多くの聖徒がいやされた。バルカット牧師は「2000年イ・ジェロク牧師招へいパキスタン連合大聖会」をきっかけに万民教会の働きを知り、協力教会になりたいと願ってきた。
三回目の集会はエジプトのカイロに移動して、7月9日(主日)夕方、ペンテコステ教団所属「シュブラ・ペンテコステ教会」(担任セム・ハナ牧師)で200余人が集まって主日礼拝とハンカチ集会として行われた。キル牧師は「イエスがなぜ私たちの救い主であるのか」(ローマ5:8)を伝えた後、ハンカチで病人のために祈った(写真2,5)。6か月間杖なしでは歩けなかった聖徒がいやされて、杖を捨てて聖殿を歩き回って神に栄光を帰し、難聴の聖徒がいやされ、右の腕と足が麻痺して10年以上手に何も握れなかった聖徒がいやされてマイクを握ってみせ、喜びながら証しした(写真6,8)。
この日、集会に参加したペンテコステ教団のミレッド・ユセフ牧師は「2014年、キル・テシク先生が導かれたセミナーの時、妊娠できなかったイスラム教徒の女性がハンカチの祈りを受けてみごもって女の子を出産し、元気に育っています」という幸せな知らせを伝えた。
エジプト・ペンテコステ教団総会長アテップ・フォエドゥ牧師は「神の力あるわざと聖徒の変化といやしを目撃しました」と述べ、再度の訪問を要請した。副総会長エフライム・ハナ牧師は「神様のご臨在が感じられたし、聖霊の油注がれたいのちのみことばを聞いて感動し、変えられる祝福をいただいた」と、キル牧師と宣教チームに感謝の意を伝えた。
また、7月10日(月)にはエジプト・ペンテコステ教団の牧会者と、12日(水)にはカイロ居住の万民ファンデーション(設立者アジズ・モルガン牧師)の牧会者との話し合いがあった(写真9,10)。彼らは聖潔の福音だけがエジプトを変えさせることができるという確信のもと、いのちのみことばと神の力あるわざがエジプトの隅々にまで伝えられるように堂会長イ・ジェロク牧師の説教、著書と多様なメディアを提供している。
聖潔の福音と伴うしるしで中東の牧会者と聖徒に巨大な霊的な変化の流れを作ってくださった三位一体の神に、すべての感謝と栄光をお帰しする。