「聖潔の福音は、心の奥にある罪の根の根まで引き抜いて心を変え、ついに全く聖なるものとされる次元まで導いてくれるメッセージです。自分自身と家族、民族、国の魂たちを聖潔の福音で目ざめさせ、新しいエルサレムまで導ける御霊の戦士になられますように。」

今年2月3日、MMTC(マンミン世界宣教訓練院)グローバル人材養成プログラム開講礼拝で、院長イ・ジヨン牧師はこう語った。続いてアメリカ、イスラエル、ロシア、スペイン、中国、台湾、ベトナム、カザフスタン、ネパール、インドネシアなど10か国から参加した約40人の教育生は互いの顔を見ながら「マンミン！」と叫んだ。

開拓の時から世界宣教のビジョンを持って活発に働いてきた万民中央教会は、その一環として宣教の人材養成機関MMTCを設立し、世界各地に宣教師を派遣してきた。今回の外国人のためのプログラムは、堂会長イ・ジェロク牧師の説教を体系的に身につけ、本教会の組織と行政、働きの方法を学びたいと願う海外の支教会の牧会者と働き人たちの依頼で実施された。これは1万余りの支・協力教会とともに世界教区化を進めていく時点で、非常に意味深い。

教育生は2月27日まで、宣教師センターに泊りながら、平日は午前10時頃から午後6時頃(月曜日は夜10時）まで、土曜日は午後3-10時まで講義を聞き、各種定期礼拝とダニエル徹夜祈祷会に参加するなど、ぎっしり詰まったスケジュールを消化した。

教職者会長イ・スジン牧師をはじめ20人の講師陣から「十字架のことば」「第一コリント講解」「レビ記講解」「賜物と宣教」「聖潔と神の力」「教会リバイバルの秘訣」「七つの教会」「礼拝」「聖徒訪問の要領」「宣教師のリーダーシップ」「韓国の文化」「財政管理」「宣教行政」などの科目を受講し、聖霊充満祈祷会も持った。

この他にも、堂会長イ・ジェロク牧師の説教を要約整理し、説教訓練、聖書通読、聖句暗唱とテストを受けた。また、GCN放送と教会の部署を訪問し、韓国文化の理解を助けるためにシティーツアーもした。また、23日には奇蹟の現場、ムアンの甘い水の泉を訪問して、ワークショップを持った。

開講前、スペインのヘンリー・ポール牧師(バルセロナ・アルポリ万民教会)は「ここに参加するために教会の働き人たちとともに祈りで備えました。教育を通して多くのことを学べるだろうと、非常に期待しています。神の人イ・ジェロク牧師の働きについて多くのことを学びたいし、霊的な成長をする時間になればと思います」と述べた。

また、アメリカのナディーン・ミアンバ聖徒(ニューヨーク・インターナショナル万民教会)は「イ・ジェロク牧師の著書を読んで多くを悟りました。マディソン・スクエア・ガーデンであった2006年イ・ジェロク牧師招へいニューヨーク連合大聖会はとても感動的でした。イ・ジェロク先生のテレビ説教を見て、韓国にどうしても来てみたかったです。コンゴにいる家族と知り合いにこのメッセージを伝えたいです」と語った。