牧会者セミナーとハンカチ集会(使徒19:11-12)でイエス・キリストの愛を伝え、伴うしるしで神の生きておられることを証しすると、パキスタンの人々の顔に霊的ないのちの光がかかった(ハンカチで祈っている講師キル・テシク牧師①、証しをする人々②～④、総会長たちとともに⑤、カラチ牧会者セミナー⑥、神の力を体験するために8,000人以上が集まったラホール集会⑦)


国民の97%がイスラム教を信じている国、パキスタン。霊的に乾いたこの地にも、魂に向けられた神の切なる愛によって福音が花開いている。
堂会長イ・ジェロク牧師に祈りを受けて神の力が込められたハンカチ(使徒19:11-12)を持って、過去11年間、パキスタンの首都イスラマバードなど各地でセミナーと集会を導いてきたキル・テシク牧師（テジョン万民教会担任）と宣教チームが、今年4月5日から15日まで再度パキスタン宣教を行った。
今回はパキスタン第二の都市ラホールをはじめ、シェークプラ、ムルターン、カラチで5回の牧会者セミナーとハンカチ集会を開き、2度、教団指導者協議会と面会した。これを通して200人以上の牧会者が万民中央教会の支・協力教会に加入し、集会のたびに多くのいやしのみわざが現れて、参加者に大きい信仰を植えつけた。


激しい風のような聖霊の働きとあふれる証し

8,000人以上が参加して盛況だったラホール集会でキル・テシク牧師は「聖霊」(使徒2:1-4)という説教をした。また、シェークプラ(6,000人余参加)、ムルターン(3,000人余参加)、カラチ(450人余参加)集会では「いやす主」(出エジプト15:26)について伝えた。
説教の後に続いたハンカチの祈りを通していろいろな病気と痛み、わずらいがいやされて、神に大いに栄光を帰した。シュラズ(11)は視力が回復し、3歳で口がきけなくなったウマルアリ(8)はものを言うようになった。でん部の関節手術の後、杖に頼って歩いていたシャキナ(45)は杖なしで歩くようになり、ナシン(35)は車椅子から立ち上がって歩いた。
また、右の肩のマヒで苦しんでいたユシャフ・マシク(50)は右腕が自由に動くようになり、サリル(7)は先天性喘息がいやされた。アビッド(25)は胃腸の痛みで苦しんでいる兄弟の代わりにハンカチの祈りを受けたが、いやされた事実を確認して喜んだ。
また、ブッシュラ(40)はイサクテレビ(社長ファザル牧師)を視聴しながらイ・ジェロク牧師のいやしの祈りを受けて5年の脳腫瘍がいやされ、シャナジ(23)はみごもりの祝福を受けたと証しをして恵みが加わった。イサクテレビはイ・ジェロク牧師の説教を一日6時間、英語とウルドゥー語でパキスタンと中東全域に放送している。


深い霊的なメッセージに驚き、渇くようになったパキスタンの牧会者たち

ラホール牧会者セミナーで講師キル・テシク牧師は「創造主の神」と「世界の始まる前から隠されていた奥義」について伝え、シェークプラ、ムルターン、カラチでの各牧会者セミナーでは「人間を耕作しておられる神」と「善悪の知識の木を生えさせた理由」などについて伝えた。
この他にも、パキスタン連合総会長協議会の定期集会に参加し、マンミンの働きを紹介して「なぜイエスだけが人類の救い主であるのか」(ローマ5:8)について説教した。この後、ラホールの教団指導者との面会で本教会のパキスタン宣教のビジョンを紹介した。
牧会者たちはセミナーのたびに「初めて聞いた霊的なメッセージでした」と感嘆しながら感謝の意を表した。また、本教会の世界宣教ビジョンに関心を示し、ともに働くことを希望した。
サムエル牧師は「私は長い間神学校の教授として聖書を教えてきましたが、今日のセミナーで新しいことをたくさん知りましたた。今後神学生を教えるのにとても役に立つと思います」と語った。アシフ・アスラム牧師は「私が持っている知識は何でもありませんでした。神様は聖潔の福音で私たちを新たにされました。こんな幸いなメッセージを聞けることに感謝しています」と述べた。
今回宣教してみて、聖潔の福音とマンミンの働きがパキスタン全域に知られているだけでなく、パキスタンの人々がイサクテレビでイ・ジェロク牧師の説教を視聴し、いやされて祝福されていることが確認できた。
また、多くの牧会者が「イ・ジェロク先生が導かれた『2000年パキスタン連合大聖会』の記憶が今でもありありと浮かんできます。パキスタンの歴史で一度もなかった聖会でした」と告白し、波及効果の大きさを察することができた。
さらに今回の宣教でパキスタンの牧会者協議会と教団指導者グループとつながって、宣教の幅が広がるきっかけになった。初めから終わりまでともにおられた神にすべての感謝と栄光をお帰しする。