今日、聖書を近づけないで、読むこともないクリスチャンが多い。あるいはその内容を一つのお話とみなす人もいる。だが、聖書は生ける神のみことばである。

最近、万民教会は聖書通読の熱い風に吹かれて、聖書を読む聖徒の姿があちこちに見られる。普段から聖句を一節暗唱し、聖書を一章以上読むことを強調してきた堂会長イ・ジェロク牧師が、最近、聖書通読の重要性についてあらためて語った。これに答えて、全聖徒が聖書を読む感動と恵みのうちに幸せな一日一日を過ごしている。新年を迎えて、主のしもべと職員がささげた献身礼拝で、イ・ジェロク牧師は聖書を通読するように勧めた。自分の信仰をチェックして、主に似せられた御霊に属する心を耕す近道だからだ。

イ・ジェロク牧師は具体的な方法まで教えた。やさしく読める新約から始めて、声を出して読みながら、神が「しなさい」「してはならない・いけない」「避けなさい」「守りなさい」と言われたとおりにできなかったことをノートに書いて祈ること、みことばどおりにできたものは一つ一つ消していく楽しみを教えた。

これを聞いて、子ども、中高生、青年、壮年に至るまで、全聖徒が聖書を通読しながら、みことばにあるとおり避けて捨て去っていないこと、行わなかったことをノートに書いて祈っている。夜遅くや早朝、または昼食の時間やすきま時間を活用して聖書を読みながら、心には主の愛がさらに深くなっている。

2-5男性宣教会イ・サンチョル執事(49)は「時間ができると、あるいは寝る前に、一語一語声を出して通読しています。集中して読むと前とは違う感動が臨んで、聖書の場面が映像のように浮かびます」と語った。

3-1女性宣教会キム・エジァ執事(50)は「新約を読みながら、主の愛、牧者の愛を悟ると、旧約を読む時は気楽な姿勢で読めませんでした。この頃はひざまずいて読んでいます。自分自身を発見できる恵みと力を下さるから幸せです」と述べた。

また、「神のことばと祈りとによって、聖められるからです。」(第一テモテ4:5)というみことばに従って、聖徒たちは毎晩9時から開かれる「ダニエル徹夜祈祷会」に参加して火のように祈り、霊的成長のために力強く信仰の行軍をしている。