シム・セソプ執事 (2-6 教区、 1-1 男性宣教会 )

株式投資の失敗でうつ病になり、自殺衝動まで感じた

1998 年、経済状況が苦しくなって危険もかえりみず、証券に無理に投資しました。しかし、さほど経たないうちに元金はもちろん、周りの人に任せられたお金まで全部失って、借金だらけになりました。
証券取引場を転々としながら、損失を挽回しようと昼夜努力しましたが、結局カードローンなどの借金だけがさらに増えて、恋人との結婚資金と義理の兄の産業災害補償金、母の退職金まで全部失ってしまいました。
抜け出す道が見えなくて、うつ病、不眠症、欝火病、神経性胃腸病までかかり、一日一日を苦しみのうちに送らなければならなかったのです。すべてをあきらめて本当にへたり込みたかったのですが、恋人に勧められて食堂で働きながら借金を返そうとしました。
しかし、敗北感と罪責感をぬぐい去ることができなくて、苦しみは毎日増えていき、夜は寝つくために酒を飲まなければならなりませんでした。体重は減り続けて体はガリガリにやせ、無表情になり、食堂までやめなければなりませんでした。
2002 年 9 月、姉のシム・ウンヨン執事に勧められて、一筋の希望を抱いて保険会社に勤務するようになりました。でも、対人恐怖症、自虐症のために 3 ケ月でたった１件の実績もなく、カバンを持って行ったり来たりするだけになりました。
その年の 11 月、長い間付き合ってきた恋人と、これ以上先送りすることができなくて結婚しましたが、私はすでに疲れ果てていました。弱り目にたたり目で、母は中風にまでなり、私たちの家で一緒に住みはじめてからは、完全に笑いを失ってしまいました。
幸せな新婚生活を夢見た妻が「結婚ってこんなものなの？」とすすり泣く姿を見た時は、生きようとする気持ちは少しもなかったのです。ついにすべてをあきらめようと決心したら、ある朝、目を覚ますと、指一本動かす力がなく、自殺したい衝動まで感じました。

堂会長の祈りですべての病気をいやされる

「これで自殺するんだな」と思う瞬間、いつも明るく笑っていた姉の顔が思い出されました。そして、会社で勤務実績がいつも上位の万民中央教会の執事たちの顔が浮び、「そうだ、最後に教会に一度行ってみよう！」と思いました。
直ちに姉に電話をかけて、 2002 年最後の金曜徹夜礼拝に参加して、堂会長イ・ジェロク牧師の「全体のためのいやしの祈り」を受けました。「神様！　生きておられるなら、私を助けてください！」と心から叫びました。
突然、肩が伸ばされて後ろに反らされる感じがして、その瞬間、体が熱くなり、翌日、うつ病、消化不良、胃潰瘍、不眠症が完全にいやされたことがわかりました。ハレルヤ！　堂会長先生のたった一度の祈りですべての病気がいやされた私は、久しぶりにぐっすり眠れました。
人生の希望を見出した私は、教会に行きたくてしかたありませんでした。礼拝の時、メッセージを聞いていると時間がたつのも知らず、すべてのみことばが信じられて、内気で小心な性格と偶像崇拝でくたびれ果てていた自分の人生が、神様の力で新しく変わるだろう、という期待と希望で私の胸は高鳴りました。
教区長と教区の家族が家庭を訪問して、神様について詳しく知らせてくれて、私はいろいろな礼拝とダニエル徹夜祈祷会に熱心に参加して、神様に切実に祈りました。
祈り始めてから、ついに顔の筋肉が動きだして微笑むようになり、体重もわずか 3 ケ月で 10kg も増えました。入社して以来初めての契約をとって 100 万ウォンの月給をもらい、初めての十分の一献金をささげる私は、世のどんな金持ちもうらやましくありませんでした。

信仰で蒔いて祈ると、家庭と職場に祝福が満ちあふれる

本当に自分の力でしたのではなく、神様が助けてくださったので可能だったことは、私にはとてもよくわかりました。そして、このつまらない私のために愛をもって祈ってくださった堂会長先生に感謝して、わずかでも物質で教会と牧者の力になることをいつも祈りました。
神様のみわざは私の想像を越えました。祝福が臨み、収入が 300 、 500 、 600 、 800 、 1000 万ウォンにまで増えました。
堂会長先生が海外聖会に行かれる時、 3 日、 7 日と断食しながら、心を込めて宣教献金をささげる時ごとに、神様は直ちにあふれるまで祝福してくださいました。去る 12 月にも海外宣教献金をささげて祈りを受けた後、その月の業績がシンハン生命ソウル中央インシュの社員の中で１位になり、神様に栄光を帰しました。
それだけでなく、愛の神様は家庭福音化の祝福と共に、家族の皆が薬を一度も飲まずに健康であるように、祝福してくださいました。
神様の恵みに感謝して、私は機関長と総務区域長に、妻は宣教会の組長、区域長になり、熱心に使命を果たしています。
すべての感謝と栄光を神様に帰して、いつも祈ってくださる堂会長イ・ジェロク牧師にも心より感謝いたします。