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| 万民ニュース   第 65 号 | HIT 9624 | DATE 2008-08-31
 
トンボで幸せなこの頃・・・



全世界に約5000種類が生息、韓国に約100種類いるトンボは、おもに蚊、ハエなどの害虫を食べる。すぐれたハンターであり健啖家で、一日に200匹の蚊を食べてようやく満腹するという。
最近、マンミンの聖徒たちはトンボで幸せなひと時を過ごしている。韓国、日本、アメリカ、アフリカなどからかわいいトンボが現れたという知らせを聞くからだ。教会や職場、庭や家の中など、どこでも聖徒の周りを飛び回り、手や額、鼻など体のあちこちにとまって楽しませてくれる。夏になれば蚊で苦労したことも昔の話だ。
トンボが群れて飛んでいるのを見ると、自然に微笑む。童心に帰るのだろうか? すばしこいトンボを捕ろうと一日中近所を歩き回っても、たいして捕れないまま日が暮れて家に帰った覚えが一度くらいはあるだろう。しかし、今、マンミンの聖徒たちにトンボはとても親しくてうれしい存在になった。今年7月9日には、2時間ほど太陽の回りの上空からトンボが降り注ぎ、聖徒たちに喜びを与えた。その後、教会の上空やあちこちで数百、数千匹のトンボの群れが目撃されている。このような事実をどう説明できるだろうか?
聖書の出エジプト記を読むと、モーセがイスラエルの民を導いて葦の海(紅海)を渡る場面がある(出エジプト14章)。神様が一晩中強い東風を吹かせて葦の海を分けられたが、これは両側から風が吹いて海の水を左右に分けて壁のようになったのだから、非常に強い風が吹く時に可能である。すると、子どもと老人を含めて200万を超える人と家畜が海の真ん中を通ってみな渡るまで、ものすごく強い風が吹き続いたということだ。
台風が通ると家や建物も吹き飛んでしまうのに、どのようにしてモーセとイスラエルの民は海の水を分けた強い風の中を歩いて行けたのだろうか?
私たちの目に見えない霊の空間を開いて、神様がモーセとイスラエルの民をその空間の中に置かれたなら、これはいくらでも可能である。たとえば、分かれた海に透明な「ガラスのトンネル」が置かれて、その中を通ると思えば、もっと理解しやすいだろう。
神様は、モーセを信じてついて行くイスラエルの民を、公義によって一瞬霊の空間に入れて、強い風の中を悠々と歩いて行けるように働かれた。しかし、後を追っていたエジプトの軍隊は、モーセを信じてついていたのではないから、霊の空間に入れなかった。つまり、肉の空間に止まっていたから、神の力が体験できないで、葦の海に水葬されてしまったのである。
ヨシュア記3章14-17節に、イスラエルの民があふれるヨルダン川を渡ろうとするとき、箱をかつぐ祭司たちの足が水ぎわに浸ると、上から流れ下る水ははるかかなたのところで、せきをなして立ち、塩の海のほうに流れ下る水は完全にせきとめられて、かわいた地を渡ったことも、同じ理屈である。
その他に、東方の博士をイエス様のもとに導いた星(マタイ2:9)、エジプトに下したいなごの災い(出エジプト10章)、荒野のマナとうずら(出エジプト16:13-14)、王の車の前を走ったエリヤ(第一列王18:46)、エチオピアの宦官に福音を伝えて主の霊に連れ去られたピリポ執事(使徒8:39)など、神様は霊の空間で言葉で表せない御力を現された。
きのうもきょうも同じ神様は、今日も交通事故で車が廃車になっても骨一本折れないで守られる聖徒たち、現れては巻き込まれるように消える雲、星の移動とトンボなどで、ご自身が生きておられることを証ししておられる。
無から有が創造され、不可能が可能になるみわざは、聖書の中だけでなく、神様を完全に信じて信頼する子どもたちにとこしえに続くだろう。


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