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ニュース > 証し
| 万民ニュース   第 128 号 | HIT 6444 | DATE 2013-06-23
 
死の直前で霊の目が開かれて - 「おれ、天国行くからうれしいよ」と告白した父





コ・ヨスク執事(1カナン宣教会)



小学校2年生の時から教会に通い始めた私は、父に隠れて信仰生活をしなければなりませんでした。高校生の時に万民中央教会に導かれた後、初めて大胆に福音を伝えられる力が湧いてきました。
でも、父は受け入れませんでした。教会に行ったことがわかった日には、服をはさみで切ってしまったり、授業以外は外出を禁じました。それどころか、あざができるほど叩かれたりもしました。


仏教の信者だと思っていた父が僧侶ですって?

大学卒業後、両親の仲が悪くなっていくとき、ショックなことを知るようになりました。仏教の信者だとばかり思っていた父が、結婚前は住職だったし、還俗した後は占いをしながら布教をしていたのです。
私は父から離れたくて留学を決心し、イギリスにある学校から合格証書までもらいました。けれど、教会と牧者のそばを離れたくなくて、結局留学をあきらめました。間もなく両親の離婚で、父はテグにある寺へ行きました。信仰生活が自由になり、宣教会長、火曜賛美礼拝の伴奏者などの使命をいただいて献身できました。2011年からは水曜礼拝の伴奏と教会職員になる祝福を受けました。
今年1月末、突然父から連絡が来ました。胆道がん3期で、これ以上医学ではどうしようもない状態だと言いました。そのまま亡くなったら決して救われないので、私はもどかしく思うばかりでした。
それで、父のために三日断食と定めの祈りをして、堂会長イ・ジェロク牧師先生の祈りを受けました。私は父の代わりに偶像にひどく仕えたことを悔い改めて、かわいそうな父を救ってくださいと求めました。また、父を本当に愛することができなかったことを、たましいを砕いて罪を告白しました。3月2日、イ・ジェロク先生の自叙伝『私の人生、私の信仰』と一緒に、私の心を伝える手紙を渡しました。
「大好きなお父さん、小さい時から私たちのために苦労しているお父さんにいつも感謝して、力になりたくて一生懸命勉強しました。高校生の時にいのちの教会に出会って、とても幸せでした。人生のまことの価値を知るようにしてくださり、良い心を持って生きるように堂会長先生が教えてくださったからです。お父さんに数えきれないほど叩かれて痛かった時も、堂会長先生は『お父さんは神様を知らなくてそうしてるんだから、お父さんをもっと愛しなさい』と言われました。それで、お父さんを嫌わないで、もっとわかってあげようとして愛することができました。お父さんがこの本を読んで、必ず主イエス様を受け入れて天国に行ったらうれしいです・・・・・・。」


「おれ、天国行くからうれしいよ!大きい借りができた」

数日後、父は電話をしてきて「すまない!すまない!お前と弟たち、それから母さんにとって、おれはものすごい罪人なんだな。イ・ジェロク先生の自叙伝を読んだら、心に届くことがすごくたくさんあったよ。先生は本当に立派な方だ」と言いながら泣くのでした。
私は神様が働かれたようだと思い、急いで父にソウルの病院へ移ってもらいました。続いて担当の主のしもべに来ていただきました。父は主のしもべが神様のみことばを伝えられると、「アーメン!」と言いながら恵みを受けました。
3月31日、教会に登録した父は、数日後に堂会長先生にお目にかかって祈りを受けました。4月14日、父が過去、先生をさばいて罪に定めたことを、夢の中で先生に悔い改めたのでした。そして次の日、誰がさせたのでもないのに、父は十分の一献金相当の金額をささげてほしいと頼みました。私はすぐに準備して、神様にささげました。
当時、父は末期がんの患者がいる病棟にいました。ところが、病室の中に冥土の使者たちがうようよしているからと、入りたがらないのです。まさに霊の目が開かれて、霊の世界を見たのです。
4月21日、極度に悪化した父は「おれ、天国行くからうれしいよ!堂会長先生にお目にかかりたい。とてつもない大きい借りができた」と言って、眠るように天に召されました。死の直前で、神様の大いなる恵みのうちに、父は堂会長先生の愛のとりなしの祈りで天国に行くことができました。すべての感謝と栄光を三位一体の神様にお帰しします。


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